【USMシーズン14使用構築】アグロカバリザ【最高2099/最終2003】

【はじめに】

 こんにちは、にとろです。シーズン14お疲れ様でした。シーズン14は期間が長かったということもあり、久しぶりに真面目に対戦に取り組んだため構築記事を書きました。

 

【並び】

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【構築経緯】

 リザグロスを使用するにあたって、対面的な動きが最も強いと感じ、襷テテフ始動の構築を組んだ。しかし、数的不利から始まる試合が非常に多く勝ちきれなかったため、襷枠をゲッコウガにシフトしたところ、使用感が非常に良かったため最終日まで使用した。最後まで使用した構築は、各々の選出誘導力を最大限活用し、五分以上で戦えてかつ安定して立ち回ることができる選出をぶつけ、数的有利を取ることを意識して組んだ。

 

【個体紹介】

f:id:Nitro_Charge:20180717151629p:plainカバルドン@ゴツゴツメット

特性:砂起こし

性格:腕白

実数値:215(252)-132-187(252)-×-93(4)-67

技構成:地震/氷の牙/欠伸/怠ける

・HB振り切り

 

 相手のガルーラ、クチートメタグロスミミッキュを受けることができるHBカバルドンを採用。メタグロスに関しては草結びを搭載している個体が少なからず存在していることから、余裕があれば周りで処理することを意識していた。

 欠伸で対面操作ができることから、欠伸ループに持ち込んでナットレイテッカグヤが繰り出されるタイミングでリザードンを合わせることで非常に有利な状況に持ち込むことができた。

 

f:id:Nitro_Charge:20180717154504p:plainリザードン@リザードナイトX

特性:猛火→かたいツメ

性格:意地っ張り

実数値:169(124)-198(236)-132(4)-×-106(4)-138(140)

技構成:逆鱗/フレアドライブ→雷パンチ/剣の舞/ニトロチャージ

・+2「逆鱗」でH212-B171のカバルドンが75%で1発

・C200カプ・テテフのサイコフィールド下「サイコキネシス」を最高乱数切って耐える

・A143ミミッキュの「ミミッキュZ」+「影うち」を両方最高乱数以外耐える

・準速カプ・レヒレ抜き、一加速後にメガミミロップ抜き

 

 削った相手や眠らせた相手を起点に場を荒らすことができる剣の舞+ニトロチャージを搭載したリザードンX。剣の舞後の攻撃によるカバルドンドヒドイデへのダメージ量を期待して性格は意地っ張りとした。実数値は、組み始め時点では171-198-131-×-105-137だったが、速いレヒレが増加傾向に感じたため、素早さのラインは素で準速レヒレを抜くことができ、一加速後にメガミミロップを抜くことができる上記の調整に変更した。

 雷パンチは受け出されるギャラドスやレヒレに対しての打点となり、ゲッコウガカバルドンを通す動きを評価して採用。受け出される相手に刺さるということもあり強力だったが、ギルガルドミミッキュに対してフレアドライブを打ちたい機会も多々あり、一長一短だと感じた。

 

f:id:Nitro_Charge:20180723211107p:plainカプ・テテフ@拘りスカーフ

特性:サイコメイカ

性格:控えめ

実数値:145-×-95-200(252)-136(4)-147(252)

技構成:サイコキネシス/ムーンフォース/シャドーボール/サイコショック

・CS振り切り

 

 リザードンメタグロスと組ませやすく、スイーパーとして優秀なスカーフテテフを採用。カバルドンと電気タイプが対面した際、このポケモンに引くことで切り返しを行うことができた。最終盤は電気タイプ入りはヒトムグロスしか見かけず、カビゴン+鋼タイプ入りの構築が増えていたため選出しづらかった。

 フィールドを貼ることで、メガクチートに対して不意打ちを打たせずに処理することができたり、欠伸が入っているレヒレに対してフィールドを貼り替えて眠らせたりとこのポケモンを採用したからこそ得られる恩恵が多かった。

 

f:id:Nitro_Charge:20180721223654p:plainメタグロス@メタグロスナイト

特性:クリアボディ→かたいツメ

性格:意地っ張り

実数値:171(124)-209(196)-171(4)-×-135(36)-149(148)

技構成:アイアンヘッド/アームハンマー/地震/バレットパンチ

・C222メガゲンガーの「シャドーボール」を87.5%で耐える

・A156ミミッキュの「Zシャドークロー」を最高乱数切って耐える

・準速ミミッキュ抜き

 

 2体目のメガシンカ枠として多くのポケモンとの打ち合いに強いメタグロスを採用。リザードンを選出することが難しいヒードラン入りやポリクチの並びによく選出していた。配分に関しては、初手でCSメガゲンガーと対面した場合を考慮し、よくある意地グロスの配分をベースに少しDに割いた。アームハンマーカビゴンポリゴン2、ナットドランの並びに対する打点として必須だと感じた。

 シーズンを通してスカーフヒードランやカウンター持ちのカビゴンが一定数存在しており、それらにメタグロスを突破されてしまうと負けに直結するため、初手から出てきた場合はある程度警戒して対戦に臨む必要があった。

 

f:id:Nitro_Charge:20180717153126p:plainミミッキュ@ミミッキュZ

特性:化けの皮

性格:意地っ張り

実数値:155(196)-143(156)-119(148)-×-126(4)-117(4)

技構成:シャドークロー/じゃれつく/剣の舞/影うち

・A特化メガバシャーモの「フレアドライブ」を最高乱数切って耐える

 

 ストッパーや詰めとして優秀な耐久振りミミッキュを採用。持ち物はギャラドスボーマンダを意識してミミッキュZ。このポケモンが唯一のZ枠ということもあり、選出率は高かった。

 シャドークローは命中安定かつギルガルドの処理を早めるために採用。オニゴーリを意識して呪いの採用も検討したが、前述の理由からシャドークローにすべきだと感じ採用を見送った。

 

f:id:Nitro_Charge:20180721224040p:plainゲッコウガ@気合の襷

特性:激流

性格:控えめ

実数値:147-×-87-170(252)-92(4)-174(252)

技構成:熱湯/冷凍ビーム/水手裏剣/挑発

・CS振り切り

 

 ここまでで重い地面タイプや初手のステルスロック展開を咎めることができるポケモンとしてゲッコウガを採用。組み始めは命の珠を持たせていたが、前のめりな対戦になることが多かったため、行動保証を持たせられる気合の襷とした。

 激流下での熱湯や水手裏剣の強さはもちろんのこと、冷凍ビームは激流が見えたあとに死に出しされるボーマンダへの打点となり優秀だった。挑発はあまり使用しなかったので他の技に変更するべきだった。

 

【戦績】

TN:にとろ 

最高レート:2099/最終レート:2003

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