【シーズン16使用構築】カバガルゲッコウガ【最高最終2156/最終38位】

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[構築経緯]

今回はカバルドン+ガルーラ+ゲッコウガから組み始め、リザードンを補完として採用した形の構築です。

「冷凍ビーム」を所持したガルーラや所謂厨パと呼ばれる6体の並びに対して、Twitterで話題になっていた「ドレインパンチ」を搭載したガルーラが刺さるのではないかと考えて構築を組みました。

 

[個別解説]

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カバルドン@ゴツゴツメット

腕白

努力値 HB252 D4

実数値 215-132-187-*-93-67

技構成 地震/岩石封じ/欠伸/怠ける

 

HBに振り切ることでガルーラやゲッコウガが強力な物理アタッカーと対面しても安定した引き先になることができる。特に拘りスカーフを所持したガブリアスが後手から出てくることが多く、削りを入れつつ安全に受けることができた。

「岩石封じ」は相手することが多い「剣の舞」持ちのファイアローや相手のSを下げることができるため重宝した。具体的には、死に出しからラムの実を所持したウルガモスカイリューが積みに来ることが非常に多く、Sを下げることで確実に裏で処理することができた。

ファイアローに対してはまずカバルドンから入り、「鬼火」+「羽休め」の有無を確認してから回復のタイミングでリザードンや「空元気」持ちのガルーラを合わせることで処理していた。

 

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リザードン@リザードナイトX

陽気

努力値 H108 A212 S188

実数値

メガ前 167-131-98-*-105-158

メガ後 167-177-131-*-105-158

技構成 ドラゴンクロー/フレアドライブ/竜の舞/羽休め

 

カバガルの並びをリザードンYで対策する構築が一定数見られたため、そのような構築に対し刺すことができるリザードンXを採用。ゲッコウガカバルドンナットレイで見ている構築に対して滅法強く、ガルーラとの相性も非常に良かった。残飯ナットレイに対しては「羽休め」のPPが切れるまで居座り続けることができるため、選出段階でガブリアスが見えていた場合には「ドラゴンクロー」を打つこともあった。

Sのラインは最速ランドロス抜きとなっているが特に困ったことは無かった。

 

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ガルーラ@ガルーラナイト

意地っ張り

努力値 H132 A148 B228

実数値

メガ前 197-147-129-*-100-110

メガ後 197-180-149-*-120-120

技構成 空元気/冷凍パンチ/ドレインパンチ/噛み砕く

 

ガルーラをカバルドンで見ようとして冷凍ビームで倒されてしまっては本末転倒なので、ガルガル対面で居座ることができる「ドレインパンチ」を搭載したガルーラを採用した。相手が初手にゲッコウガに強い駒を選出して対面処理を狙ってくることが多く、「噛み砕く」を搭載することでそのポケモンの裏に控えているゲンガーに対して当てることができれば簡単に勝つことができた。

別の型を使用していた際に、ガルーラミラーからカバルドンに引き、次のターンに「冷凍ビーム」を打たれる機会が非常に多かったため、ガルーラミラーで居座ることができるこの型は構築にぴったりと嵌った。高レート帯ではガルクレセに猫騙し→クレセリア引きの動きをされることが多かったので特性を「精神力」にし、「秘密の力」を搭載したガルーラの方が終盤の環境に刺さっていたと感じた。

 

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ボルトロス@オボンの実

臆病

努力値 H140 B16 C100 S252

実数値 172-*-92-158-100-179

技構成 10万ボルト/めざめるパワー氷/挑発/悪巧み

 

害悪やギミック、ヌオー入り以外の受けループに強い挑発悪巧みボルトロス。型が読まれることがまず無かったため、純正受けループや終盤に突然増加するボルトゴーリに対して安定して勝ちを拾うことができる点が非常に優秀だった。

特に「挑発」が強く、相手がギルガルド1体になった場合に挑発を打って裏のポケモンで択無しで倒すなど、使い方を応用することで勝ち筋を増やすことができた。他にも「悪巧み」を積むことで指数受けを崩したり、サイクルの中で地面の一貫を切るために選出していた。

 

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ゲッコウガ@拘り眼鏡

臆病

努力値 CS252 B4

実数値 147-*-88-155-91-191

技構成 波乗り/悪の波動/冷凍ビーム/草結び

 

ラムゲッコウガでは遅いガルーラが苦手とするサザンドラを一撃で倒せないなど火力不足が否めなかったため、クレセリアカバルドン入りに対して崩しの駒となれる拘り眼鏡を持たせたゲッコウガを採用。厨パやガルクレセに多く採用されていた「瞑想」持ちのスイクンに対してはガルーラと同時に選出することで処理していた。

有利対面から相手を崩せたり、後発から一貫した技で抜いていけることがこのポケモンの強みであると感じた。

当然信用可能ゲッコウガのように対面からスカーフガブリアスを倒すことは出来ないため、そのような対面になった場合はカバルドンで受ける必要がある。

 

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ギルガルド@食べ残し

控えめ

努力値 H204 B4 C68 D12 S220

実数値 161-49-171-86-172-108

技構成 シャドーボール/毒々/身代わり/キングシールド

 

性質上ガルーラが指数受けを突破することを困難としているので相手の指数受け入りのサイクルを崩せる毒ガルドを採用。竜や妖の一貫を切り、「毒々」でサイクルを有利にすることができた。ポリゴン2、眼鏡ニンフィアヘラクロスキノガッサなどカバガルゲッコウガの並びで面倒な相手に刺していく。

あまり選出しなかったが、狙った構築に対しては全て勝つことができたので強力だった。

 

[まとめ]

シーズン13と同じ並びでもう一度2100に来れて最高レートも大きく更新できたので良かったです。

シーズン最終日は前日に2016から潜り、少し溶かして1950辺りからのスタートでしたが、カバガルゲッコウガの並びがよく刺さり勝ちを重ねることができました。

害悪や受けループに対してもボルトロスをキーとして選出すれば心穏やかに戦えたので安定してレートを上げることが出来る構築になったと思います。

 

[基本選出]

メガ枠+カバルドン+@1

メガ枠+ギルガルド+@1

 

[戦績]

シングルレート

TN:Flame♡Charge 最終レート:2112(102位)

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TN:にとろ 最終レート:2156(38位)

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第1回ぽわおふ

ブロック1位抜け(8-1) ベスト8

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ここまで読んでくださった方、シーズン16で当たった方、ありがとうございました。

何かあればコメントかTwitter(@Nitropoke)まで